人が一生のうちで一番多く食べるものそれは空気です。
1日に食べる食品は飲み水を含んでも約3kg。
1日に吸い込む空気は1日に18kg!!
なんと食品の6倍もの質量を食べているのです。
しかも、空気は消化器官を継ずに直接血中ヘモグロビンと酸素の交換をしています。
空気中の有害な化学物質や浮遊粉じんが室内の空気中に存在すれば無防備に体内に取り込むことになってしまいます。
1)汚れている空気をきちんと排出
高性能なフィルターで綺麗な空気を作っても室内に汚染物質が残留し易い環境では室内の空気を清浄に保つことは出来ません。
先ずは建築的手法で汚れた空気が溜まりにくい家の設計を行い。
そして、汚染された空気を速やかに排出できる排気装置が必要です。
例えばメタンガスやアンモニアは空気よりも重いでしょうか?それとも軽いでしょうか?
ホコリは天井に溜まりますか?
弊社の換気システムによって換気された室内空気
2)隙間の無い家を造る事
どんなに優れた換気装置や空気清浄機を用いても家そののもの隙間から埃が入っては全く意味が有りません。
きちんと気密工事を行っても完璧な気密は不可能です。
わずかな隙間からも埃が入らない様に室内側の気圧を上げられる家にしなければなりません。
その際にベイパードライヴを予防する為にも家の気密性を一定以上の品質に保つ必要があります。
全棟、気密測定を行い品質の管理をする事が必要です。
3)大型のろ過フィルター
2段構えの空気清浄
1段目は大型の10ミクロンのフィルターで外気の粉じんや花粉を取り除きます。
このフィルターは広げると8㎡あります。
畳にして四畳半よりも広いのです。
大きなフィルターで少々の目詰りでも換気量を減らさない様にしておかないと本末転倒です。
4)電子集塵でPM0.3もキャッチ
2段目は電子集塵フィルターで更に細かい微粒子も取り除きます。水洗いも可能な清潔なフィルターです。
弊社のモデルハウス「ふらはの森」の実測値です。
PM2.5は100%取り除き
PM0.3の粒子を99.2%取り除く事が出来ました。
これは手術室並のキレイな空気です。
5) 化学物質の測定(VOC測定)
空気の汚染物質と言えば埃や粉じんだけではありません。
シックハウス法が制定されて暫く経ちますが建築時の建材や接着剤や塗料から少なからず検出されてしまいます。
家が完成したら必ずその家の空気の品質を確かめておく事が重要です。
引越ししてから家具やカーテン等法律で規制されていない化学物質を揮発してしまう物が持ち込まれる可能性が有りますので
家その物は可能な限り科学物質の揮発を低く抑えなけらばなりません。
また、住まう人がたまたま持ち込んだ化学物質を検知して換気量をコントロールできるようにしておかなければなりません。